《禁。慾》2《以慾為生》
第十九章:命運失控
1、【現実と幻想の亀裂】
深夜の暴雨が予定通り訪れ、この街のすべての罪を洗い流すかのようだ。
陸淵の私邸内、空気が息苦しく凝縮している。太陽と陸淵はベッドで密着し、二人の呼吸が絡み、体温が高く異常だ。
古代の沈府でその神秘の老人に出会い、「以慾為生」の背後に隠された百年間の血債を知って以来、太陽の魂はいつ崩壊してもおかしくない状態にある。
「姉さん、感じたか?」陸淵の低沈な声が闇の中で響く、彼の右手が熱くなった古玉を握り締めている。
太陽は頷き、目尻から一筋の涙が滑り落ちる。彼女は感じた、それは古代の囚車からの振動、路人の汚辱感、そして腹の中のまだ形作られぬ小さな命の悲鳴だ。
沈宴之は狂った、彼は現実で自分を苦しめて古代の化身の狂暴な力を得、処刑の時間を数ヶ月も早めた。
「彼はあの子供を殺す……彼は彼らを殺す。」太陽は絶望的に呟く。
陸淵は彼女を押し倒し、目底に神聖なまでの壮烈を燃やして、「許さない。もし彼が自傷で力を得られるなら、私もできる。姉さん、今回は傍観者にはならない。」
「陸淵! 君は狂った? 老人は言っていた、魂が現れると現実で仮死状態になり、そこそこで殺されれば本当に戻れない!」太陽は恐ろしく彼の首を抱きしめる。
「姉さんがいなければ、あの子供がいなければ、生きるのは百年にも及ぶ別の拷問に過ぎない。」陸淵の目が鉄のように堅い、「私に力をくれ、姉さん。あの時空を破壊するほどの霊力を。」
2、【血色の儀式】
これは単なる性愛ではなく、命を賭けた儀式だ。
陸淵は狂ったように太陽の唇にキスし、あの急な血の匂いの絡み合う行為が太陽の心臓を激しく縮ませる。彼女は積極的に脚を広げ、彼を導き入れる。二人が再び一つになると、太陽の体内の百年積み上げられた霊力が堤防が決壊した洪水のように陸淵に流れ込む。
「あっ——! 陸淵……取って……全部取って!」
太陽は頭を上げ、爪を陸淵の背に深く突き刺し、血痕を残す。陸淵は痛みを感じないかのようだ。
「陸淵、強く! 私は来る⋯⋯あ⋯⋯私に射て⋯⋯」
陸淵は彼女を背向けに変え、一手で背を押さえ、より深く激しく突き入れる。この時の彼女は声も出せないほど叫んでいる。